2020.11.18
新型コロナに負けるな(100)4Fフロアでの植物観察
新型コロナに負けるなではblogを開始して記念すべく100回を迎えました。そこで今回はフロアの取り組みを紹介します。
4Fでは、認知症への関わりについて、「介護士」を中心に「作業療法士」「理学療法士」・・・各職種が協力して取り組んでいます。その一部を紹介いたします。
DSM-Ⅴ(米国精神医学会の診断基準)では、認知症の分類については「神経認知障害」に分類化され、6項目の認知領域の中で1つ以上の領域の障害があることが条件とされるようになり、「認知症」であっても、必ずしも「記憶障害」を伴わない場合があるという認識になりました(東京都作業療法士会「認知症アップデート研修資料」資料より)。
また、認知症の人に対するアプローチについては、①医学的アプローチ(医師による薬物療法等)、②介護職員によるケアアプローチ(介助を中心として生活を支援する等)、③作業療法アプローチ(医学的アプローチとケアアプローチの中間に位置するもので「認知機能」と「生活能力」の向上およびQOLの維持・向上をめさすものである。(竹原敦,「作業療法モデルに基づく認知症の人が上手く生活するためのアプローチ」,特集/認知症予防とリハビリテーション最前線)
今回の園芸療法では、「植物を植える」作業に興味ある利用者がこの作業に取り組むことで、「快」の刺激が生きがいにつながり、「植物の変化を観察する」といった役割により、繰り返して「植物観察(育て)」をすることを通じ二次的に認知機能の向上を目指すことになります。
施設では「認知症」について疑問にお答えします。お近くの4F職員、作業療法士までご相談ください。
①4Fフロアみんなで育て始めました「芽が出た!!!」
②この変化注意して観察しないと気づきません・・・よ(笑)part(1)
③この変化注意して観察しないと気づきません・・・よ(笑)part(2)
④早くこんなきれいな花が咲かないかなあ・・・。
⑤年末に向けたフロアの標語が決まりました!!