2021.06.23
新型コロナに負けるな!!(178)~通所リハの一コマ~
本日は、当施設「通所リハビリテーション」での一コマをご紹介します。
当施設では、リハビリテーションについて「生活リハビリテーション」を掲げています。
私どもが考える「生活リハビリテーション」とは?
利用者様にとってより「豊かに過ごせる生活を目指すリハビリテーションです。
一日を通じ何もすることなく生活を過ごす(ある意味時間つぶし・・・)生活ではなく、その人が今まで過ごしてきた生活の中で、その人が経験した(取り組んできた)「作業」を続ける環境を作り、生活意欲に結び付ける事こそ、その人らしい豊かな生活を過ごせると思っております。
当法人の経営理念「希望と生きがいのある医療福祉の創造」まさにここにあると考えています。
⓵集団リハビリで取り組む作業活動
「あの人がやるなら私もやる・・・」「あの人がここまでしかできないなら、私が続きをやる・・・」・・・・・そんな会話が聞かれてきます。
⓶通所にきてもすることないし・・・、自宅にいても何もすることない・・・。あんなに趣味多彩だったのになあ・・・。
今では、夢中に趣味であった「絵を描く」作業に取り組み、自宅でも取り入れたく思っているそうです。今までになく生活の中に「笑顔」が増えてきました」
③若くしてここに通っているけど・・・「高次脳機能障害」を受症してしまいましたが、受症前の事はきちんと覚えており、「編み物をする」作業を通じ、とても充実した時間を過ごしています。いずれは自宅でも・・・。今まで以上に「人と話すこと」が増え、自分の得意な「編み物」を他の人に教えたり、生活を送る中で「楽しみ」が増えました。
もちろん、このような生活リハビリテーションや作業療法だけでなく、理学療法も加え生活のサポートをしているのが、「なごみの里」通所リハビリテーションです。