2021.06.14
新型コロナに負けるな!!(176)作業療法って。
皆さんは、「生活」する上で、「よしっ、やろう!」という気持ちを最新持ったでしょうか?
コロナ緊急事態宣言、自粛、、、「お先、真っ暗」「考えたってなるようにしかならないよ・・・」と投げやりになっていませんか?
当施設では、そんな「生活の意欲」が低下している方へのリハビリテーションを得意としています。
「これやってみたい」「昔やっていたあれをやってみたい」、そんな気持ちを持つことが大切です。そして当施設の作業療法士、理学療法士はこんな気持ちを引き出すのを得意としています。対象の方の「生活史」や「環境」「考え方」・・・。そしてそのやってみたいことが本人にとって「価値あるもの」であること・・・。その「価値あるもの」が、本人の生活に習慣化されたときにより充実した生活になるのです。
1、「昔、プラモデルを作る生活をしていて、楽しかったなあ・・・」「今は、プラモデル買いに行けないし、買いに行くのも面倒だ・・・。家で寝ているのが一番さ。友達も兄弟もいないから・・・」
(例)作業療法士が「プラモデル」を用意し、その方の反応からその人にとって「プラモデルに明け暮れていた生活が」とても価値ある時間であり、これに気づかせ習慣化することで、より豊かな生活になる。
2,「もう、俺はダメだ・・・。何やっても家族に反対されるし、やってもしょうがない・・・」大人しくしているしかないんだ。
(例)作業療法士は本人史や本人の生活、趣味等を総合的に考え、趣味多彩の中から「絵(写生)」に着目して環境整備を行う。最初は「俺にはこんな手(右麻痺)だから、絵なんて書けないよ・・・」など否定的な考えでしたが、やりだして1週間、リハビリ以外の時間夢中になっています!
最近では実習生へ指導する事も・・・。