東京都昭島市の介護老人保健施設『なごみの里』- 医療法人社団 佑樹会

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2020.05.09

新型コロナに負けるな㉑(自粛要請に対するストレスからの脱出~復職に向けて~)

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国からの「緊急事態宣言」の期間が延長され、行動自粛が国民に課されております。当施設「通所リハビリテーション」では、以前から多くの「サービス自粛」にご協力いただきながらサービスを継続しております。そこで、今回は利用者様の事例をご紹介します。

・Aさん、女性、50歳代、利用目的「倒れる前のように働きたい(復職したい)」

独居であるAさん。今回のコロナ騒動で、当施設と東京都復職支援施設、復職予定の会社と連携を組んで進めてきた復職支援が一旦見合わせる事になり、ご自分の今後について不安を強く思っていらっしゃいました。そこで、当施設では①定期的に目的地(通所リハビリ)に「通うこと」、②生活作業を「遂行すること」、③作業を遂行することによる「生きがいをもつこと」、を目標に支援再開に向けて「緊急事態宣言中」のリハビリプログラムを検討しました。以下、ご参照ください。

 

key word:「車が好き」「役割を感じ」「意欲を出す」「麻痺側機能維持/改善」「復職」

 

①十字レンチをもってやる気満々のAさん

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②右手を麻痺していますが「ホイールナットを締める」という課題のみを与え、自分の思うように、使いやすいように、自分で工夫して作業に取り組んでもらいます。(高次脳機能障害のある方は、無理に動作工程を指示してしまうと、余計に混乱してしまいます・・・。)ジャッキアップもほとんど自分で行っています。作業療法士が作業内容・動作工程において危険リスクの管理の下・・・。一旦、作業療法士が見本を見せ、自分にまかされた作業を責任もってチェックする。この気持ちを促します。

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③日頃の仕事では見せない「集中力(注意持続力)」であったり、「麻痺側上肢の使用」、「中腰動作の安定性」日頃のリハビリの成果がみられています。「復職」目指してGo!

 

リハビリ中の動画(麻痺している「右手の使用」に注目してみてください)

 

 

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当施設では、様々な視点からその方の「意欲」や「活動参加」「復職」に力を入れ、法人の経営理念である「希望と生きがいのある・・・」に向け、本人の望みに近づける「できる作業」を増やすリハビリを得意としています。

 

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