2022.09.29
新型コロナとの生活(25)「やっと完成~!!」
令和4年7月25日より始まりました「農園づくり」2か月かかってここまで完成しました。
思い出せば7月・・・。
当施設の地域性、通所利用者様の声、入所利用者様の反応などを聞いて開始されたプロジェクト。せっかくある花壇を農園へ・・・。無謀な事を言い出した作業療法士である当施設の部長 上村は、施設運営会議で提案しました。施設運営会議では上野施設長、新井法人本部長、柴田看護部長は施設の方針でもある「利用者様のためになることであれば、進んでチャレンジ」ということで、賛成多数にて可決。
その内容を新井法人本部長は法人本部へ・・・。法人本部も同様で「もちろんOKです。最後までやり切ってくださいね・・・。できれば経費かけずに・・・」ということで可決!!
プロジェクトは始まりました!!
※当施設はこのように風通りの良い施設です。利用者様のためになるものは、失敗を恐れずチャレンジチャレンジ!!できます。
①法人本部は敷地内にこんな素晴らしい場所を用意してくれました。
②作業療法士の上村部長が、長靴を履いて施設内をうろうろしていると・・・。「部長!そんな格好して何やってるの?僕も手伝う!!」と通所利用者A様。高次脳機能障害を持っていて、体はお元気ですが行動が伴わず失敗ばかり・・・。でもそんなA様が自発的に「手伝いたい・・・」と。そうです。作業療法はすでに始まり、作業療法士の上村は長靴姿を見せることで、自分の行動に興味を持たせ自発的に参加する意欲を引き出していたのです・・・。
やりだすと、「気持ちいいよねー」と笑顔が止まらないA様
③当時、実習に来ていた東京福祉専門学校作業療法士科の押井さん。A様と一緒になって取り組み、「意欲」「自発性」への引き出し、作業療法の基本を学びました。といっても真夏です。なかなか進まず・・・。
④利用者様のため、、、作業療法士 上村の想いは続く。そんな姿を見た 職員、入所者様、通所利用者様、通行人の方、近所の方・・・から声掛けが続き、これをきっかけに「つながり」が始まります。
⑤令和4年9月29日ついに完成!!
水道も確保し散水できるようにし、脇に通路を用意し「水やりしやすいように・・・」、シンボリツリーを用意し、通行される方や地域の方々とのつながりができるように花畑用場所も用意しました。
引き続き、お楽しみに・・・。