2018.02.02
園芸療法に取り組んでいます
ひまわりの里 リハビリテーション課には園芸療法士(HT:Horticultural Therapist)が在籍しています。
まだまだ施設に所属している園芸療法士は少ないようですが、ひまわりの里では理学療法、作業療法、言語療法とは別の時間で園芸療法としてご利用者様と関わらせていただいています。
園芸療法とは「花と緑で人を癒す」療法です。
いいかえると、草花や野菜などの園芸植物や、身の回りにある自然とのかかわりを通して、心の健康、体の健康、社会生活における健康の回復を図る療法といえます。1)
日常生活機能や生活の質の維持・向上・ストレス軽減・意欲向上・認知症予防・進行抑制、身体機能の維持や回復・痛みの軽減などを目的として取り組んでいます。1)
ひまわりの里では、園芸療法士がご利用者様のご状態を確認する以外にも、他の職種からの情報を統合して、園芸療法の導入を決定しています。
ひまわりの里で行われている園芸療法は、ご利用者様のご状態ごとに、個別で実施するか、集団で実施するか分かれています。
園芸療法を実施しているご利用者様では、生活リズムの適正化が図られつつある方、笑顔や会話が増えた方などがおられ、施設スタッフも実感しています。
参考、引用
1)兵庫県立淡路景観園芸学校ホームページ